2011年8月10日水曜日

ビージーズよどこへ行く?

ビージーズについて何から書こうか迷うところだが、まずは最初に書いた
「ビージーズはなぜ万人に評価されるアーティストになれなかったか?なぜ誤解され続けているのか?」
について書きたい。
前稿でビージーズの思い出話を書いたが、実は本稿の長い前振りである。
「メインコース」の1年後発売された彼らの待望のアルバムは「チルドレンオブザワールド」だった。実はこのアルバムが問題作だったのではないかと思っている。僕の期待した方向とは全く別の方向性だったからである。そこにはダンスミュージックがずらっと並んでいて、かつてのビージーズとは全く異なる部分が強調されていたのである。
「全米トップ40」でこのアルバムの特集をしたとき、湯川さんは
「ビージーズよどこへ行く?」
と発言したのだが、それはそのときの僕の気持ちを代弁してくれたものだった。

1年数カ月後、あの「サタデーナイトフィーバー」旋風が巻き起こるわけだが、果たしてそれは彼らにとって幸運だったのか不幸だったのか、今となっては僕にもわからない。

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